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2012年7月21日 (土)

月刊オムライス ~2012年6月号~

おこしやす!

すっかり翌月更新が板についてしまった月刊オムライス。6月号のお届けが未だでしたので、もうすっかり7月も後半ですが、今更ながら先月号をお届けします。

さて、6月は京都生活最後のオムライス。

京都で最後に食べたかったオムライスはこちら。P1100916_rシンプルオムライス、冨士屋

ソースなし、中の具は牛ひき肉と玉ねぎだけ。米と卵だけで魅せられるオムライス。

静かな店内に流れるラジオを聞きながら、もう何度となく食べてきたこの味。最初の一口を食べるといつも、何故か涙が出そうになるくらいホッとする。

そしてこのオムライスを食べる時だけは、私たちの会話は一切なし。ただ黙々と一口一口を味わい、最後まで食べ終えたところで、

「あ~美味しかったぁー。」

と一言だけ。

それは、どんなに注文が多くても、決してすべてを同時に作らず、一品一品、目の前で丁寧に作っているシェフの大きな背中が見えるから。どんな一皿にも真っすぐ向き合っている、真剣さが込められているから。

ハンバーグだって、目の前で肉を丁寧に捏ねるところから、付け合わせのオニオンリングやパスタだって一人分でも必ず目の前で一から作ります。どんな時でも客とシェフは一対一。

そこにウソや妥協は一切ないから。だからいつもただ夢中で食べてしまう。

ラジオから流れるNHKのど自慢を聞きながら、たくさんの思いに包まれて食べた京都最後のオムライス。

ごちそうさまでした。

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